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08.06.16
 
 
新しい業(ごう)づくり
「業(ごう)」という言葉は、たとえば「業をにやす」などといえば、腹が立っていらいらすることですし、「業突張(ごうつくばり)」というのは、ひどく欲ばりで頑固・強情な人のことをいうように、どうも悪いイメージがつきまとっているようですが、この「業」は、もともとはインドの古い言葉の「カルマ(Karma)」という言葉を漢字に訳したものなんです。「カルマ」というのは本来は「行為」、「おこない」という意味です。

仏教では、身体でする行為、口で言う行為、心に思う意識、つまり「身(しん)・口(く)・意(い)」の三つを総合して「行為」と考えます。身体の行為はもちろん、口に出す言葉も、心に思う意識も、そのひとつひとつが原因となり条件となって、次々に結果を生み出して行くのであるから、「行為」と考えたわけですね。これを「身口意の三業(さんごう)」といいます。ですから「業」を、単に「おこない」という意味だけではなくて、積みかさなって働きかけていく一種の力とみているのです。一つの行いはかならず善い行為(善業(ぜんごう))と悪しき行為(悪業(あくごう))、また、苦しみや楽しみなどの果報(結果)をもたらしていくと考えるんです。

ところが一般的には、「自業自得」といえば、自分で犯した悪いおこないの報いが自分自身にはねかえってくることを意味するように、あるいは「前世の業」などともいうように、「業」という言葉は宿命論とか、マイナスのイメージでのみ受けとめられがちです。

しかし、本来の意味からいえば、「業」とは未来に向かっての人間の努力を強調した言葉です。今の自分は過去のおこない、過去の「業」によって成り立っているが、これからの自分は、これから自分がつくってゆく「新しい業」によって生まれていくんだよ。それが仏教のメッセージです。過去の「業」は消すことのできないものであるが、それをふまえて「未来の業」は新しくつくることができる。それはあなた次第ですよ、と仏教は語りかけているわけです。
 
   
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