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08.07.14
 
 
盂蘭盆
今年もお盆がやってまいります。

ふだんは宗教に関心のない人でも、お盆の季節になると故郷へもどってお墓参りするというように、何らかの形で仏教行事に参加するのではないでしょうか。もっとも、最近の若い人たちのあいだでは、お盆休みというのは、海外旅行やその他のレジャーのための休日というふうにとらえられていて、個人が楽しむための期間になってしまっているのかも知れません。それはそれで悪いとは思いませんし、思い切り余暇を楽しむのもいいでしょうが、お盆というものが、先祖に感謝し先祖の供養をして、先祖の霊を慰めるための大切な行事の行われる日であるということも、大切にしてほしいと思うのです。

お盆の風習はインドからはじまっています。インドの古い言葉である梵語の「ウラバンナ」を漢字に音写して「盂蘭盆(うらぼん)」という言葉ができましたが、日本では一般には、その最後の一字をとって「お盆」といわれるようになりました。「ウラバンナ」というのは、意味としては「倒懸(とうけん)」と訳されていますが、それは逆さまにぶらさげられるほどの苦しみを意味しています。

お盆の風習のはじめは、お釈迦さまの弟子であった目連(もくれん)という方に発祥しているといわれています。目連が想像力によって死後の世界をおしはかってみると、どうしてもわが母は餓鬼道に落ちて、逆さまにぶらさげられるほどの苦しみにあっている。それを何とか救いたいという想いの中から目連は、インドの四月から七月までの雨期が明け、いよいよ僧たちが外にでて活動をするという七月十五日を選んで、食物などを僧たちに施して母の供養をしました。それがお盆の供養のはじまりだといわれています。

死後の世界、先に亡くなった者たちのいる世界がどのようなものなのか、本当のところは誰にも分からないわけですが、それでも人は故人の身の上に想いを馳せることはできます。それが父や母や近しい人ならなおのこと、あの世で幸せにやすらかに暮らしてほしいと願うのは、あとに残された者にとっては当然のことです。亡くなった人を、もうまったく無縁の者と捨て去り、忘れ去ることなどできるはずがありません。そのような、先に逝った者との心の交わりが、ひとつのかたちとなってあらわれたのが、お盆という行事なんですね。

生きている者どうしの心の交わりも難しいんですが、その生きている者どうしの交わりを力強く後押しするのが、亡くなった人々との心の交わりではないでしょうか。

今年もまたお盆がやってまいります…。
 
   
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